日本人は実のところ世界上位の時間を守らない民族じゃなかろうか
今回人知れずこっそり深い井戸へ叫びたい内容はコレ。
こんなツイートを見つけた。相当バズっているので目にした方も多いだろう。
俺スペイン人だから、1分2分遅れたら「さすがスペイン人」とか「ラテン系は時間守らない」と日本人によく言われますね。日本人は自分は時間を守る1位国だと思ってるけど、日本人はスタート時間しか守らない。5時半に終わる予定会議は7時半までに延長すると、俺にとって5分遅れるより酷いと思ってる。
— Señor Bruns (@758adrian) 2018年8月6日
正直、このツイートには頷くしかなかった。だって間違っていないもの。
私もサラリーマンをやっていたからよくわかるのだが(今は脱サラして自営業)、遅刻にはやけに厳しいくせに、会社の都合で就業時間が伸びることに対してはとてもルーズなのだ。
遅刻にはどんな理由でも給料からさっぴくクセに、残業代はでないと来たもんで若輩の私もムカっ腹を立てていたことを覚えている。
学校では、時間を守ることを叩き込まれ、5分前行動が美徳のように教育される。
そんな教育をされてきたもんだから、このツイートを見た時には衝撃を受けた。目からウロコという他ない。
"5分前" のように、前の時間を守ることは当たり前のように自分に浸透していたのだが、後の時間を守ることも同じ「時間を守る」だということを考えもしなかった。
前も後も同じ時間を守ることに変わりはなく、約束であり大切なこと・・・普通に考えてこれは当たり前の道理なのだということにまったく気が付かなかった。
日本人は約束の時間より早く行くことを異常に意識するが、約束の時間に終わらせることに対してはどこまでもルーズだ。
相手を待たせないことが美徳なら、引き止めないことも美徳とすべきだ。どちらも相手の人生の持ち時間に配慮しているという点では全く同じことじゃないのか?
日本人は約束の時間を守っていると思っているだけで、実は守られていないケースのほうが圧倒的に多いのではなかろうか?
今までの様々な事柄を思い返せば返すほど、日本人は下手すると世界で一番時間にルーズな民族かもしれないと思うのです。